たまごから生まれたひよこは、生まれてすぐにオスとメスに仕分けられ、
翌日に養鶏場に届きます。
一羽ずつ体重測定して、ひよこの状態を把握します。
ひよこはとってもデリケート。エサはカロリー計算され、
高タンパクのものを熱をかけて食べやすくし、消化のいい状態で与えています。
32~33度の温度管理も必須です。この時期が大切なのです。
ニワトリは病気に弱い生き物です。
手間ひまかけて、ひよこから育てているのは、
「自社管理のもと、健康的で大きなニワトリに育てるため」。
かなえ養鶏場ではひよこから一羽ずつ大切に育てることで
トレーサビリティに配慮した安心感のあるたまごを提供しています。
ニワトリは生後140~150日でたまごを生みます。
最初のたまごは形も不揃いで小さいため一般的に市場には出回らないものですが、
「初卵」ういらん・しょらんなどと呼ばれ、
それを求めて養鶏場を訪れる人もいる希少性の高いたまごです。
生んだたまごをその日のうちに集卵しているので鮮度が違います。
とくに金の桑卵は手で集卵しているので、“生みたて卵のぬくもり”を感じることができます。
すべてのたまごに鮮度を求め、衛生管理も整えています。
ほとんどのニワトリは毎朝たまごを生みます。
かなえ養鶏場の直売所で販売するたまごは「その日の朝とれたまご」を出荷しています。
鮮度の高い卵は白身と黄身が混ざりにくい特徴があります。
また、黄身の盛り上がりは鮮度の高さを物語り、
盛り上がりを保持するためには冷蔵庫で保管することが大切です。
生みたてのたまごは、まず「たまごかけご飯」でお召し上がりください。